乳児健診
子どもは小さな大人ではありません
富士市・富士宮市が費用の負担をしてくれる4か月・10か月には、必ず乳児健診を受けましょう。
赤ちゃんは、一年間に身長は1.5倍に、体重は3倍になります。
大人ではとてもありえない大きな変化が、その小さなからだの中でおこっているため、お母さんお父さんを戸惑わせることも多いと思います。
そのため、乳児健診には、以下のような役割がございます。
- 病気などの早期の発見
まれに病気や遅れが、この時期に出現することもあります。これをなるべく早く発見し、必要な医療を提供することです。 - 食事や発育始動
助言や離乳食指導などから、赤ちゃんの健康な発育発達をアシストすることです。 - お母さんお父さんの疑問の解消です。
お子さまの発達などで、心配ごとがあれば何でも相談ください。そのために小児科医はいるのです。
予防接種の日程などについては、受付でお聞きください。
基本情報
診療日時
予約不要
火曜日の午後13:30~14:30専用の時間がございます。
乳児健診専門の時間帯ですので、カゼのお子さまはいません。
また、専門の栄養士さんによる離乳食の相談も、受けられます。
富士市・富士宮市負担
4か月健診、10か月健診
自費負担…3,000円
1か月健診、6か月健診、1歳時健診
受診当日までのご準備
- 母子(親子)健康手帳
- 受診票(4か月・10か月健診)
- 健康診査票(4か月・10か月健診)
気になることをスマートフォン等で撮っていれば、それもお持ちください。
ご注意事項
- 月5週目の火曜日は乳児健診をおこなっておりません。くわしくは、ホームページの診療カレンダーをご覧ください。
- 当院では、1か月健診、K2シロップの投与はおこなっていません。
健診の内容
- 身長
- 体重
- 頭囲
- 聴診
- 皮ふ所見
- 股関節の可動
- 運動
- 社会性
どの月齢における健診においても、身長・体重・頭囲等を測定し、母子(親子)健康手帳に記載します。
身長・体重の増加がゆっくりであれば、哺乳離乳食の状況をおたずねします。頭囲が大きければ、大泉門を確認します。
健康診査票のチェックしながら、聴診、皮ふ所見、股関節の可動性などの診察をしたり、運動(首がすわる→寝返りをする→お座りをする→立つ→歩く)、社会性(笑う→人見知りをする)、言語(話す、理解する)などの発達を確認します。
必要があれば、こども病院等の他の医療機関に紹介いたします。